

こっぱっぱやかんな削りはいつもの通り大人気でした。
こっぱっぱは3日間で200人くらいの子供たちが楽しんでくれたようです。
用意した板とこっぱがすっかりなくなりました。何ができたのかよくわからないものから、トトロのネコバスだとわかるものまで。
夢中になって板にこっぱをはりつけて、それぞれの大作を作り上げていました。
かんな削りは大人や年配の皆様にも好評でした。削ったかんなくずからは桧のいい香りが漂い、手に取って嬉しそうでした。
池田浩康
こっぱっぱやかんな削りはいつもの通り大人気でした。
こっぱっぱは3日間で200人くらいの子供たちが楽しんでくれたようです。
用意した板とこっぱがすっかりなくなりました。何ができたのかよくわからないものから、トトロのネコバスだとわかるものまで。
夢中になって板にこっぱをはりつけて、それぞれの大作を作り上げていました。
かんな削りは大人や年配の皆様にも好評でした。削ったかんなくずからは桧のいい香りが漂い、手に取って嬉しそうでした。
池田浩康
春先のブログで紹介した木彫りの方が今回3日間一緒に出店してくれました。
千葉さんとおっしゃいます。
ねこも一緒にやってきました。
ゆっくり話を聞きながら眺めてたり、さすったりしている人が次々に現れてきました。
千葉さんも初めての経験だったようですが、自分の作品を説明する機会を楽しまれたようです。
3日目にふと気が付くと、ねこ2匹が居なくなっていました。
千葉さんが嫁に出してしまったようです。
近くの方のようですが、どなたかはわかりません。
大事にしてくれる方だと思えたのでしょう。
居なくなるとは思わなかったので、少し残念な気持ちと、売れたのかという気持ちの両方があります。
又、うちの下小屋の木端から、きれいな杢目の何かを作ってもらいたいと思います。
池田浩康
材木屋ともリフォーム屋とも関係ないように思われますが、ウッドコミュニケーションのひとつとして、「赤ちゃん木育広場」と、少し大きくなった子供たち向けの「みちあそび」を出しました。
写真でご覧の通りの大人気です。
「赤ちゃん木育」のおもちゃも、「みちあそび」のけん玉も駒も、木のぬくもりを感じる昔ながらのあそび道具です。
さわって心地よいのは昔も今も変わりなようです。
池田浩康
ライブナチュラルとは、当社がリフォームのお客様に一番提案しているフローリングの製品名です。
フローリングとは、家の床の仕上げに使う板の事です。
だいたい6枚で1坪という単位で販売していますので、ひとつの現場が終わると、まだ新品の板が何枚か余ってしまうのが常です。
補修などで使う事もあるので、しばらくは取り置き保存しますが、しばらくすると廃棄処分する事になります。
しかし、この板は世界中から集めてきた希少な木をスライスして、合板に貼りつけて作られたもので、製造にも大変な手間がかかっています。
フローリングとしての役目は果たせないかもしれないけれど、他の用途で使えないかと思い、この夢さん橋で「板いかがですかー。ライブナチュラルいかがですかー。」っと一般の皆さんに声を掛けてみました。
製造メーカーの朝日ウッドテック㈱の担当者、谷口君にもお立ち台に昇ってもらって声掛けをしてもらいました。
「ガーデンでお茶やワインを飲みながらお話しする会で使う組み立て式のテーブルを作ってもらえないか」とのお引き合いをいただきました。ライブナチュラルのオークという杢目柄を、テーブルの天板にしたいとのご希望です。
試作品を作って提案させていただく事になりました。
新たな使いみち提案の第一号となりました。
一般消費者の方に見てもらえば、新たな可能性が広がります。
池田浩康
今年は東京建築士会品川支部でご一緒させていただいている板金屋さんの畑中さんが、組合仲間の方と一緒に参加してくれました。
鶴と亀は、胴と真鍮を折り上げた見事なものです。慶事の贈り物にふさわしい品だと思いました。
子供たちには、笛づくりを提供してくれました。
3日目1日だけでしたが、1日中順番待ちの列ができる人気でした。
子供たちも、自分で金属が折り曲げるのはなかなかできない貴重な体験だったのではないかと思います。
板金技術は、流し台など、かつては家の中でも見ることができました。今は屋根や雨樋など、普段はあまり見えないところで大事な役割を果たしてます。
又、神社や寺などで見られる銅板葺きの屋根は、今では大変な高級品です。
需要が少なくなった分、技術を持った職人さんも限られてきています。
今回見せていただいた鶴や亀を折る技術は、貴重なものだと思います。
笛を作った子供たちがこの技術に興味を持ってもらえる機会になったらうれしいです。
池田浩康
前回までにリクエストの多かったまな板を20枚販売しました。
桧の1枚ものです。仕入先の奈良吉野材の専門問屋、新木場丸十商店さんの協力をいただき、当社の大工さんがきれいに仕上げました。
全く節のないものから少々節のあるものまで、それぞれ顔つきの違うまな板をゆっくり見比べて、20人の方が買っていかれました。
3日目はお立ち台に上がって、「桧のまな板いかがっすかー」と、普段は絶対やらないアメ横スタイルの商売も楽しませてもらいました。
桧のまな板に視線を送ってくれているのが、わずか30センチの高さの台の上に立つと良く見えます。
間髪入れずに声を掛けると、買っていただけたかどうか別にしても、木の話などウッドコミュニケーションのいい機会になりました。
ありがとうございました。
池田浩康
8月3日に行われたJERCO((社)日本住宅リフォーム産業協会)主催による勉強会に参加。メインテーマは『性能向上リフォームの現地調査・インスペクションを徹底的に知る』となっているが、前回に続き雨漏りに関しても勉強。
第1部 ㈱日本住宅保証検査機構 田村さん
保険事故(新築、リフォーム共)の1番の原因は雨漏り(新築:93.9% リフォーム:90%)で、保険事故を起こした屋根形状の割合は片流れ:43% 切妻:25% 寄棟:12%になり、雨漏りを防ぐ事が事故の防止につながると。
第2部 ㈱LIXIL 鷹取さん
一部屋単位から手軽に断熱リフォームできる素材『エコエコ』を開発発売したとの説明。今ある壁・床・窓を利用し、工期期間最短1日と住まいながら出来きるとのこと。加えて支援補助金事業の対象商品でもある事から、断熱リフォームを躊躇うお客様への提案も行いやすい商品であると。
第3部 (一社)住まいの屋根換気壁通気研究会 神戸さん
「雨漏り結露が原因で家の耐久性が損なわれる」と熱弁。住宅が高性能化しているが、必要な換気や通気を考えずに高断熱化高気密化しているので、結露事故とそれを原因とする構造材の腐敗事故が増加している。雨水を建物内部に侵入させずに換気(通風)を行い結露を防ぐ事が大事であると。
第4部 アーキヤマデ㈱ 西田さん
主に公共建築物やオフィスビル、工場の屋根(屋上)の再断熱防水に関してのお話し。既存の屋根(屋上)に合わせた再防水の工法(塗り、貼り、留める)が有るが、これからの断熱防水として、劣化を招く内部結露を防止ししながら(強制換気)、夏季・冬季の温熱を考慮した工法を提案していくのが良いあと。
第5部 i-sumu設計㈱ 荻野さん
インスペクション(現地調査)を行うに当たっての、調査前(準備)・調査時・調査後(事務作業)のノウハウを役職者である荻野さんの観点から伝授。適切なインスペクションを行うには社員のやる気が大事と、調査時のユニフォームを提供し、お互いにフォローする体制が必要と二人一組でないと調査を行わず、調査時の7つ道具はアイデアが満載である。煩雑になりがちな調査後の事務作業(報告書)は能率を重視しアプリを多数活用。肝心の“調査”であるが、手を抜かず隅から隅まで目を通す事(調査)は勿論、分からなければ机上(書物)も活用し経験を積む事が大事であると。
最終講話者のi-sumuの荻野さんが、今までのお客様と担当した社員たちの写真を映像にし講話を閉められた。映りだすお客様と社員たちは必ず“笑顔”でいる。荻野さんのキャッチーは「お客様の笑顔の為に」だそうだ。荻野さんの思いが社員たちに伝わり、社員たちがお客様を笑顔にしている、良い“写真”。
そして、おそらく荻野さんだけじゃなく、壇上に立たれた講話者達も、同じ場所でその話しを聴いていた人たちもお客様の笑顔を見たいと思って研鑽しているに違いないと思った。
わたなべ きょうこ
「木の香りいっぱいの、木で遊ぶワークショップ」
8月18日、品川区商店街連合会主催《東京の森遊び、木づかいツアー》 ワークショップを池田元一商店で行いました。
区内3、4年生の親子15組30人(応募は100組近かったとか)が参加、東京の森や間伐についてのレクチャーの後、8月11日に自分達で伐採してきた丸太や、青梅の木を文字盤にした時計を作りました。
文字盤に自由に絵をかいたり、貝殻やボタンをはりつけたり、持参した流木をカッコよくアレンジしたり。
大人のかたには、時計を置くための脚や台を、
木で作ってもらいました。
個性あふれて、みんな傑作!
夏休みの思い出に刻まれたらうれしいです。
そして、親子さんをお見送りした後は、
お手伝いいただいた皆さんや、
私たちの木づかいに興味を持っていただいてる色んなかたにお集まりいただき、
ワイワイと飲みました。
おつまみは、
私が戸越銀座でイチオシの唐揚げや焼き鳥、
この企画で知り合った青梅の川口農園さんの、変態的ともいえる(和田さん評)多品種のお野菜
を味わいました。田舎の収穫祭みたいで、楽しかったなー。またやりたいです。
池田三和子
「森の学校でいっぱい学んで遊んできました。」
連休初日の8月11日、品川区商店街連合会主催の森の学校へ、
小学3、4年生の親子と行って来ました。
東京青梅の成木小学校の裏に位置するアマガサスの森で、
慣れないヘルメットをかぶって、落ち葉を踏みしめていくと、いつもと様子が違い、真剣な顔つきの子供達。
森の達人から、なぜ森を手入れするのか?どんな木を、どんな気持ちで間伐するのか?
頭で理解した後は、体を使って、ノコギリをひいたり、ロープを使ったり。
この時期ならではの、木の皮むき。
皮の内側には、水分がいっばいで、なめるとほんのり甘いことも初めて知ったね。
苦労して斬り倒した木は、いったい何歳だったんだろうと年輪を数えてみる。
今日の木は、50歳くらい。
命を大切に生かすために、力をあわせて、
丸太のベンチを作りました。
学んだあとは、川遊び。
網で何がすくえる?
きれいな川にしか生息しない昆虫の幼虫や
小さい小さいお魚たち。
わたしはカゲロウの幼虫の、奇妙な動きに釘付けでした。
来週は、東京品川の池田元一商店で、
木のにおいや感触をあじわって、
工作しましょう。なにができるか、お楽しみに。
池田三和子
5月25日に行われたJERCO((社)日本住宅リフォーム産業協会)主催による勉強会に参加してきた。今回のメインテーマは『木造住宅の雨漏り、劣化リスクを考える』。
講演のトップバッターで、この“雨漏り”の第一人者、東海大学名誉教授の石川廣三先生は『雨仕舞の基本』をテーマにされ、“雨漏り”(若しくは、漏水)の原因は、「構造性能や省エネ性能は向上しても、建築の根源的は働き-雨露をしのぐ-事が果たせない実態が有る」とおっしゃる。
その根底には、
① 防水材料の普及と過度な依存
② 雨と建物の関わり、建物表面や内部での雨水の動きを考えない設計
③ 防水ラインが破城すると雨水に対して無防備な建物が増えている
が有るが、
1) 雨の降り方を考え、雨水が建物にかかるのを軽減する
2) 建物にかかってしまった雨水の動きと対策、隙間から入ってしまった雨水の動きと対策(水抜き)をしっかり行えば、”雨漏り”が起こることは少なくなるとのご教授だ。
石川先生の講演を受けて建材メーカーの田島ルーフィング㈱(“防水”に関する資材を販売)の高山氏からは、防水工事の工法を映した動画を見ながら、
① 正しい施工手順(下側から施工)と施工方法(重ね合わせ部分を作る)で行う
② 取り合い部は配慮が必要(重ね合わせの順を考慮し、しっかりと密着させる)
と説明が有った。
続いては、住宅保証機構㈱(建設業者向けの保険会社。建物に万が一瑕疵があった時の保証)の浅沼氏が保健事故(雨漏り、漏水)の実例を検証写真と共に説明され、下記の様に事故分析をされている。
① 9割強が外壁・屋根からの雨漏り
② 手順や方法が間違っている事が被害につながっている
「せっかく修理を行っても、また同じ間違いで事故が起こってしまっている」とし、高山氏、浅沼氏のお二人は共通して、
「『基本を守る事』。それは、適正な材料を、正しい施工手順と施工方法と守る。そうすれば雨漏り(漏水)は防げる」
という言葉で講話を閉められた。
これから、雨の季節だ。梅雨から始まり夏の台風、秋の長雨。
浅沼氏の話しの中にも、これからの時期に雨漏り事故が多発するとの言葉があった。
改めて『基本』の一つを考える貴重な時間となった。
わたなべ きょうこ