ウッドコミュニケーション製品

カテゴリー : ウッドコミュニケーション製品
2020.6.13 09:50

「森の出口その2」

普段は神奈川県南足柄市に住まいながら、群馬県の太田で自家農園をしている友人が、
作った野菜を農園のご近所さんに直売する時に使う、木の箱の製作のご依頼がありました。
以前、間伐材をつかったリンゴ箱やボックスを見ていただいたことがきっかけとなりました。何段か重ねられるように足をつけたり、簡単な持ち手を付けてみました。
納品後、無色の塗装や、全体に焼きをいれたり、オリジナルのアレンジを楽しまれて、実際にディスプレーした写真を送ってくれました。野菜の売上が伸びたかもとの報告。(入れ物のおかげというより、ご近所さんとの良好な関係の賜物ですね)

池田元一商店 ウッドコミュニケーション事業部
池田三和子

カテゴリー : ウッドコミュニケーション製品
2020.6.13 09:49

「森の出口その1」

感染症による緊急事態宣言発令という、今までにない経験。
毎日の生活を安全に過ごすのに精一杯のひと月を終え、ゴールデンウイークを迎えるにあたり、私達になにかできることはないか、考えてみました。本当なら外で思い切り遊ぶに最適な季節に、内にいることを強いられている子供たち、どうしているかと顔が浮かび、
うちにある木っ端や、かんなの削りかす、貯めておいた松ぼっくりで、森の匂いや木の手触りを楽しんで欲しいと思いつきました。普段、外遊びの活動をしている小学生低学年のママさんたちに声をかけて、取りにきてもらいました。どうしてる?と尋ねると、我慢しきれず公園で遊ばせているとか、思いのほか家で過ごすのが楽しいとか、勉強をみるのが大変とか、様々な声が聞こえてきました。後日、こんな風に遊んだよと写真を送ってくれました。
廃棄してしまうはずの木片が、子供たちの手に触れて、遊びの一助になったなら、こんなにうれしいことはありません。

池田元一商店 ウッドコミュニケーション事業部
池田三和子

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2019.4.13 15:41

「ガーデンでお茶やワインを飲みながらお話しする会で使う組み立て式のテーブルを作ってもらえないか」
しながわ夢さん橋でのリクエストを受けて、組立てができるテーブルを作ってみました。
厚さ12ミリのフローリングの4方の端部をムクの木で補強し、少し厚く見えるようにしました。材料は加工場に残っていた栂やタモの造作材の端材です。
支える脚部は組子式にして組立てとばらしが簡単にできるようにしました。重くならないように細めの脚にしてあります。
使わない時にはばらして仕舞えるようになっています。
天板の部分だけを低い箱の上に置いて、細長のちゃぶ台にもなりそうです。
現場で少し残ったフローリングを最後まで使いきる方法になりそうです。

当社の本社打ち合わせ室で実物をご覧いただけます。

池田浩康

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2018.10.17 15:51

ライブナチュラルとは、当社がリフォームのお客様に一番提案しているフローリングの製品名です。
フローリングとは、家の床の仕上げに使う板の事です。
だいたい6枚で1坪という単位で販売していますので、ひとつの現場が終わると、まだ新品の板が何枚か余ってしまうのが常です。
補修などで使う事もあるので、しばらくは取り置き保存しますが、しばらくすると廃棄処分する事になります。
しかし、この板は世界中から集めてきた希少な木をスライスして、合板に貼りつけて作られたもので、製造にも大変な手間がかかっています。
フローリングとしての役目は果たせないかもしれないけれど、他の用途で使えないかと思い、この夢さん橋で「板いかがですかー。ライブナチュラルいかがですかー。」っと一般の皆さんに声を掛けてみました。
製造メーカーの朝日ウッドテック㈱の担当者、谷口君にもお立ち台に昇ってもらって声掛けをしてもらいました。
「ガーデンでお茶やワインを飲みながらお話しする会で使う組み立て式のテーブルを作ってもらえないか」とのお引き合いをいただきました。ライブナチュラルのオークという杢目柄を、テーブルの天板にしたいとのご希望です。
試作品を作って提案させていただく事になりました。
新たな使いみち提案の第一号となりました。
一般消費者の方に見てもらえば、新たな可能性が広がります。

池田浩康

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2018.10.16 18:21

前回までにリクエストの多かったまな板を20枚販売しました。
桧の1枚ものです。仕入先の奈良吉野材の専門問屋、新木場丸十商店さんの協力をいただき、当社の大工さんがきれいに仕上げました。
全く節のないものから少々節のあるものまで、それぞれ顔つきの違うまな板をゆっくり見比べて、20人の方が買っていかれました。
3日目はお立ち台に上がって、「桧のまな板いかがっすかー」と、普段は絶対やらないアメ横スタイルの商売も楽しませてもらいました。
桧のまな板に視線を送ってくれているのが、わずか30センチの高さの台の上に立つと良く見えます。
間髪入れずに声を掛けると、買っていただけたかどうか別にしても、木の話などウッドコミュニケーションのいい機会になりました。
ありがとうございました。

池田浩康

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2017.11.21 10:30

夢さん橋で木のキューブを買っていただいた方から「こんな風に使いました」と写真をいただきました。

今回買っていただいたのは、「イペ」という木のキューブです。

公園や家のテラスのデッキの材料になります。硬くて重たい木です。耐候性に優れていて、外で使っても色は変わりますが、腐ったり崩れたりすることはありません。

この重くて硬い木をステレオの台にすると音がよくなるのだそうです。

こだわる人にはわかる違いがあるようです。

夢さん橋に出してみたからこそ見つかった新しい木の使われ方だと思います。

池田浩康

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2017.10.28 16:06

夢さん橋で桧の板を買っていただいたOさんが来社されました。

ご依頼通りに加工して、脚をつけてお渡ししました。

当社の地下作業場でご自分でオイル系の塗装をされてから持ち帰えられました。

早速ご自宅で設置。ワインセラーに片方をのせてワインコーナーのカウンターとなりました。部屋に馴染んでいる感じです。

ご自分でもワークされて大変気にいっていると写真付きで感想をいただきました。

この桧の板はきれいに使ってもらって喜ばれて幸せな板だなというのが私の感想です。

そして普段の当社の仕事とは少々異なるわけですが、木の事を話題にして色々な話ができるし、その間の時間の流れがゆっくり感じられるのが不思議ですし、うれしいです。

Oさんありがとうございました。

池田浩康

 

 

 

 

 

 

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2017.10.28 11:20

夢さん橋で来店いただいた方からご依頼がありました。

ベッドの隙間を埋める箱を作ってほしいとの事です。

ベッドと壁、ベッドとベッドの隙間を埋めて大きなマットレスを敷き、大きなベッドにしてお子様と一緒に寝られるようにするのだそうです。

せっかくですので杉の板を3枚使って箱を作りました。ベッドに横になった時に少しだけ杉の香りがするのではないかと思っています。感想をいただくのが楽しみです。

池田浩康

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2017.6.30 13:37

6月21日に青梅の中島林業さんから桧と杉の材料を引き取ってきました。

当日はあいにくの大雨でした。飯能にある製材工場で中島さんと二人でずぶぬれになりながらトラックに積み込みしました。3トントラックでは積み切れずにもう一回行くことになりました。

8月19日に当社で行われる品川区商店街連合会の企画「東京の木づかいツアー」や10月7.8.9日に出店する大崎駅でのしながわ夢さん橋での材料になります。

又、押入れ内装など実際のリフォームにも提案して使っています。

持ち帰った材木は当社大工の手で加工をしています。地下の下小屋には杉の甘い香りとご存じ桧のにおいが充満しています。

池田浩康

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2017.5.9 18:05

文庫の森公園へ木材チップの提供を行いました。

昨年秋に続いて2回目です。

普段なかなか時間がとれずに滞っていた粉砕機でのチップ作り。

ゴールデンウィークの休みを利用して12袋作りました。

うちの下小屋では結構な量に見えますが、公園に蒔くと写真の通りで部分的にしかなりません。

真新しいチップが少しだけ公園に置かれました。

少しですが使い終わった木材を自然に返せた感があります。

池田浩康