社員ブログ

カテゴリー : 知識・勉強
2017.7.15 11:10

JERCO(日本住宅リフォーム産業協会)主催の講習会を聴講しました。

「暑い夏の最適リフォーム提案は遮熱対策と通風活用で決まり!」という内容です。

窓のCMでおなじみのYKKAP㈱商品開発部の宮川室長、鹿児島大学工学部建築科二宮教授が講師です。

話を聞いてそうなんだと思った言葉を羅列してみます。

①換気は空気質の改善に役立つ、通風は温熱環境の改善に役立つ

②欄間(らんま)は風の通り道(通風)には効果的

②東京では夏は海から、冬は海に向かって風が吹く

③家に入ってくる熱の74%は窓から、出ていく熱の54%は窓から(断熱がしっかりされている住宅の場合)

④人間は寒さより暑さに耐えられない 平均体温37度 上限41度、下限28度。

⑤人間の代謝エネルギーは冬は体を温める効果がある、夏は熱を捨てられないために体から熱を捨てられない状況。

⑥東京では40日/年間が夜間最低気温25度以上の熱帯夜

⑦高齢者の家の中での熱中症の原因は、トイレに行きたくないので水を飲まない、冷房が嫌いなので(電気代がかかるので)エアコンをつけない、防犯のために窓を閉め切っているなど。

⑧マンションなどの集合住宅より、木造の住宅やアパートの方が睡眠障害の人の割合が多い

⑨日射の遮蔽は窓の内側での処置より窓の外側での処置の方が効果が大きい

話を聞いてみて私達ができそうなことを思い浮かべました。

①家の中の整理の助言、不要物の処分のお手伝い、家の中をすっきりして風通しの良い環境を作ること。家の現状を分かりやすくすること。

②すっきりしたところで建物の性能が劣化したり充分ではないところを改善すること。窓の開閉の不具合や破損の修理・交換、床下や壁、天井、屋根裏の断熱の確認・是正、換気扇やエアコンの点検・修理・交換、熱を出す電球の交換など。

③窓や床、壁、天井の断熱化をすることでエアコンの効果を上げ、少しの電気代で涼しい環境を得られるようにする。

防犯を気にしなくて良い形で通風できる窓にする。

窓の外に葦簀(よしず)や簾(すだれ)などが取付けしやすい環境を作る。

まずは家の中の片づけをすると、風遠しだけではなく、家の中でのつまづきなどの事故対策にもなると思います。

高齢の方だけではなく、若い世代も同じだと思います。

池田浩康

 

 

 

カテゴリー : ウッドコミュニケーション
2017.6.30 13:37

6月21日に青梅の中島林業さんから桧と杉の材料を引き取ってきました。

当日はあいにくの大雨でした。飯能にある製材工場で中島さんと二人でずぶぬれになりながらトラックに積み込みしました。3トントラックでは積み切れずにもう一回行くことになりました。

8月19日に当社で行われる品川区商店街連合会の企画「東京の木づかいツアー」や10月7.8.9日に出店する大崎駅でのしながわ夢さん橋での材料になります。

又、押入れ内装など実際のリフォームにも提案して使っています。

持ち帰った材木は当社大工の手で加工をしています。地下の下小屋には杉の甘い香りとご存じ桧のにおいが充満しています。

池田浩康

カテゴリー : ウッドコミュニケーション
2017.6.30 12:51

昨年初めて協力した品川区商店街連合会の企画に今年も参加します。

8月5日の東京の森あそびでは青梅中島林業の森で間伐体験、木の皮むき、丸太ベンチづくり。

そして8月19日の東京の木づかいでは品川の当社で青梅の木を使ったオリジナル時計を作ります。

参加者は品川区商店街連合会に応募した小学生親子の中から抽選で決まります。応募多数で人気があるのだそうです。

19日は当社が子供たちの楽しい夏休みの一日になる日です。

私たちも楽しい一日になるように準備します。

池田浩康

カテゴリー : リモデル
2017.6.16 15:10

私の従兄のご友人で長らくお付き合いさせているOさんからリビングの壁面の整理を頼まれました。

「窓があったり、配線があったりしてまとまりがないので何とかしたい。」というご希望です。

棚の新設と窓を隠すことですっきりするように提案しました。

ご自分が歴代乗りついだ車のプラモデルを飾られて満面の笑顔のOさん。 喜んでいただいて私もすっきりいい気持ちです。

池田浩康

カテゴリー : 会社他
2017.6.12 13:54

今年も当社の氏神、西品川貴船神社の例大祭が先週9,10,11日と行われました。

今年は近隣の品川神社と一週間ずれての催行だったため、宮神輿渡御の為の担ぎ手が多く集まり、大変にぎやかな神輿渡御となりました。

当社も例年通り、10日の夜から11日の昼にかけて、一晩貴船の氏神様をのせた宮神輿をお預かりしました。

毎年のことですが、正月とこの例大祭は「商売繁昌、社業安全、工事安全、交通安全」をお願いする当社にとっての大事な節目、機会になっています。

池田浩康

 

カテゴリー : ウッドコミュニケーション
2017.5.9 18:05

文庫の森公園へ木材チップの提供を行いました。

昨年秋に続いて2回目です。

普段なかなか時間がとれずに滞っていた粉砕機でのチップ作り。

ゴールデンウィークの休みを利用して12袋作りました。

うちの下小屋では結構な量に見えますが、公園に蒔くと写真の通りで部分的にしかなりません。

真新しいチップが少しだけ公園に置かれました。

少しですが使い終わった木材を自然に返せた感があります。

池田浩康

カテゴリー : リモデル
2017.5.8 14:26

このブログの「リモデル事業部の新事務所紹介」や「わくわくミーティング」で書いた「ゆっくりの階段」ってどんな階段なの?という問い合わせをいただきました。

図面を添付します。

一段一段の上がる高さは変わりません。踏むところが1.5倍くらい広くなっていて階段全体がゆっくりに感じます。

狭小住宅の多い品川の古い家では2.73m、あるいは0.75坪の階段スペースで2階まで上がるように作ってあるものが多く、急な階段になっています。比較的新しい家でも、3.64m、あるいは1坪の階段スペースで上がるように作られています。

2倍の5.46m、1.5坪の階段スペースで上がるとゆっくりした階段になります。

その分部屋や押し入れなどは少なくなります。

お子様方が就職や結婚などで家を出られて、ご夫婦お二人暮らしになるなどの機会に2階の日当たりのよいスペースを日常的なところにするのはよくある話です。

その際に押入などを減らして階段スペースにして、ゆっくりな階段にしておけば、歳を重ねられた後も楽に2階に上がることができる階段になります。

当社のリモデル事業部の事務所にそのような階段を作ってみました。実際に上り降りしていただくことができます。

池田浩康

 

カテゴリー : 会社他
2017.5.5 10:20

本社前の半坪程の木庭。

今までは看板とポストがあるだけでした。

百反通りからも会社の中からも緑が見えるといいかなと思っていました。材木屋ですから桧とか杉がいいなと思っていたところ、園芸センターでこれを見つけました。

ゴールドライダー (レイランドヒノキ ヒノキ科常緑針葉樹 Cupressocyparis leylandiGold Rider)  という名前です。

本当は青梅の中島林業さんに桧か杉の苗木をわけてもらおうかと思いました。しかしながらこの小さな環境に埋けるので園芸センター産のものの方が適応しそうだと思いこれにしてみました。ヒノキ科だから葉っぱも桧のようです。

足元に粉砕機で作ったチップを置いてみました。これも前からやってみたかった事です。

ちょっといい眺めになりました。木のにおいもします。

 

池田浩康

カテゴリー : 知識・勉強
2017.4.17 17:06

一昨年の秋から「わくわく」するミーティングに参加しています。仕入れ先の床材メーカーさんが主催していて、当社と同じく「住宅リフォーム」を提供している会社の皆さんが集まり、自分の事例を発表しあって「わくわく」するミーティングです。

「子供が生まれるのを機会に実家で同居することになった」、「子供が就職するのを機会に夫婦二人暮らしになる」、「介護していた親が施設に入ることになった」・・・など生活の変わり目がリフォームをしようと思うきっかけになることは多いと思います。これをライフイベントと呼び、ライフイベントのあるお客様にベターな生活を提案する事を主にして「住宅リフォーム」を提供している会社の方のお話を聞きました。

よくよく自社のリフォーム(特に大きなリフォーム)の受注経緯を考えてみるとなるほどと思います。「当社でも子供部屋を二つに分けたい」、とか「使わなくなった部屋を賃貸用にしたい」とか、「中古の家を買った」などライフイベントをきっかけにしたリフォームをお引き受けしています。

おととい「わくわくミーティング」の帰り道、10年程前に耐震工事をして以来お付き合いさせていただいているUさんにお会いしました。いつも勤務先の下のコンビニ前の喫煙スペースでたばこを吸われているので、ときたま通りかかりにお会いすることがあります。高齢の叔母様と同居されていて、耐震や浴室、階段などの手すり取付など叔母様が安全に快適に生活するための改修を依頼されてきました。その叔母様がとうとう施設に入られたとの事。ひとり暮らしで使わない部屋ができてしまったという話になりました。ご自分も足を悪くされているので、急な階段(品川ではよくある9尺で上がる階段)で2階に上がるのがおっくうになり、2階の部屋の使い勝手が悪くなったのかもしれません。一部屋減らしてゆっくり上がる階段を作る話をしてみたところ、「そんなことできるの?」と興味を示してくれました。

「そんなことできるの?」とお客様も「わくわく」されますが、言われた私たちも「わくわく」します。

生活の変わり目に「わくわく」するリフォームを実現するのは多くの人たちの望みだ。そのための手段として、耐震とか断熱とか省エネの技術とか最新の設備機器があり、たくさんの人たちの生活の変わり目に接してきた当社スタッフの技術と長年の経験がある。

これを多くの皆さんに提供するのが当社の役割だ。そのための当社の存在発信が必要だ。

そのように感じた「わくわく」ミーティングの一日でした。

池田浩康

 

カテゴリー : 会社他
2017.4.8 17:27

リモデル事業部の事務所を移転しました。

今まで本社から東急池上線戸越銀座駅方向に3分の場所を事務所としていました。スタッフの事務作業のスペースのみでお客様や協力業者様、仕入先様との打ち合わせは本社で行っていました。

新しい事務所は本社からJR山手線大崎駅方向に5分程にある小さな一軒家をお借りして開設しました。2階にスタッフのスペース、1階にはお客様や協力業者様、仕入先様との打ち合わせスペースを作りました。

打ち合わせスペースは10帖分程の広さで、移動式家具と机で2分割できるようにしました。10人程度座れます。壁には耐震補強の見本を、床にはライブナチュラルプレミアムという天然木無垢材挽板を使ったフローリング、テーブルの天板には東京青梅の杉と桧がご覧いただけるようにしています。

トイレの入り口は、約1m程開口できる引戸を設置し、広く感じるトイレにしました。

2階スタッフスペースへの階段は、通常より階段スペースを長く広げて、ゆっくり昇り降りができる階段にしました。ゆっくりの階段は、当社からの快適な住まいの提案のひとつです。是非体感しみて下さい。

打ち合わせスペースでは、今後イベント的なこともしたいと思います。住宅地(品川らしく両隣とは1m位しか離れていません。)なので静かなイベントを考えています。

リモデル事業部スタッフはフレキシブルに業務していますので、この事務所は非常駐となっています。その為、住所の表示を行っていません。あしからずご了承下さい。

お越しの際は、当社スタッフとあらかじめお約束いただければ幸いです。

リモデル事業部のスタッフも念願のお客様とゆっくり相談させていただくところができ喜んでいます。これを機会に今まで以上の快適な住まいの提案をさせていただきたいと思います。

一層のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 池田浩康

リモデル事業部スタッフ一同

小野晴司 小向勇二 柴田恵理 門﨑敏治 浜田仁 氏家陽治

*電話番号 03-6417-4397 FAX 03-6417-4398 に変わりました。