カテゴリー : ウッドコミュニケーション
2021.8.11 15:24
感染症対策のためやむなく5組10人の募集となりましたが、
約10倍の応募があり、自然体験への関心は高いですね。
台風10号がギリギリで通過したため、残念ながら製材所の見学の
行程を減らし、午後からの開催となりました。
長袖、長ズボン、軍手に長靴(スニーカーの子も)、さらに安全のためヘルメットを装備して、山の作業道を登ること20分。
森を再生するために、間伐作業が進められている、森へ入りました。
なんのために間伐するのか、どんな木がはえているのか、実際に分け入りながら、今日伐採する木を、子供たちに選ばせます。自分の目や頭を使って。
ポイントは、木の密集具合、木の立ち姿や枝の様子、今日切った木は後でベンチにするので、太さは適しているかなど、総合的にみて判断します。
選ばれた木は、林業家のスタッフの指導のもと安全に切り倒されて、中島林業の作業場に運ばれます。みんなで木の皮をむき、必要な長さに切り、かすがいでとめて、ベンチの完成です。
雨で水を一杯吸収しているせいなのか、この季節のせいなのか、
まるで卵のからをむくように、木の皮がつるんと楽にむけました。
むきたての木はみずみずしくて、樹液は甘味があるんです。
今回は地元のお弁当を食べてもらうことはできませんでしたが、青梅の川口農園さんの夏野菜をお土産にしました。お留守番してくれたご家族にも喜ばれることでしょう。
遊びながら学んだ山での体験、子供たちの心に残ることを願います。
さあ、再来週は弊社でのワークショップ、楽しんでもらえるよう、
万全の準備でお待ちしています。
ウッドコミュニケーション事業部 池田三和子
#品川区商店街連合会#成木の森#森ツアー#間伐材