2019年04月

カテゴリー : リモデル
2019.4.13 17:31

靴や傘など、玄関には日常使いのものがたくさんあふれています。仕方ないことですが、家族が多ければ出しっぱなしになっているものも多くなります。
いつもすっきりした玄関先にして、いつ来客があっても大丈夫なようにきれいにしていたいと考える方は多いと思います。
最近では様々な工夫でたくさんのものを収容できる玄関収納、玄関クローゼットなどの製品が普及してきています。扉の内側にしっかり仕舞ってすっきりできるようになりました。
このような製品は、表からは木目の扉になっていますが、内部は汚れや破損に対応できるようにプラスチック製の棚板になっています。もちろんそのままで充分な機能になっていますが、これを杉板に替えてみました。扉を開けると杉の木の甘い香りが漂います。見た目も木の色がきれいです。無垢で無塗装の木ですので、靴の裏の汚れが付いたりしてだんだん汚れてしまうかもしれません。しかしながら吸湿や脱臭の効果は期待できます。
今回お客様に提案したところ、モニターで引き受けていただけました。これから使っていただいたみなさんの意見や感想など聞きながらレギュラー提案にしていきたいと思います。

今回使った杉の木は、当社がいつもイベントなどで使っている、青梅市成木の中島林業の杉です。幅の細い板を当社の大工がはぎ合わせ加工しました。桧もありますので次回は桧でやってみようと思います。桧は清廉な香りがします。
間伐材を最後まで使い切る方法のひとつとして定着してほしいと思っています。

池田浩康

カテゴリー : ウッドコミュニケーション
2019.4.13 15:41

「ガーデンでお茶やワインを飲みながらお話しする会で使う組み立て式のテーブルを作ってもらえないか」
しながわ夢さん橋でのリクエストを受けて、組立てができるテーブルを作ってみました。
厚さ12ミリのフローリングの4方の端部をムクの木で補強し、少し厚く見えるようにしました。材料は加工場に残っていた栂やタモの造作材の端材です。
支える脚部は組子式にして組立てとばらしが簡単にできるようにしました。重くならないように細めの脚にしてあります。
使わない時にはばらして仕舞えるようになっています。
天板の部分だけを低い箱の上に置いて、細長のちゃぶ台にもなりそうです。
現場で少し残ったフローリングを最後まで使いきる方法になりそうです。

当社の本社打ち合わせ室で実物をご覧いただけます。

池田浩康

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