伐採体験でお世話になっている青梅上成木中島林業の中島さん、環境学習でお世話になっている環境学習研究会の谷村さん、地域活性化「地元びいき」の和田さんと林業製品が加工流通する経路を訪ねてみました。
中島林業の森からの切り出された丸太は→原木市場で他の林業家から切り出された丸太と共に集荷され→製材品に加工する製材工場に買い取られて、製材・加工されます。今回はここまででです。
この先は、できあがった製材品(柱とか板など)を木材製品市場などが集荷→市中材木店、工務店、住宅ビルダー、木工所、プレカット工場、梱包材工場などに出荷され、用途に応じて分別、加工を加えて、住宅や家具などになり、消費者のもとに届くことになります。
今回は多摩川流域の青梅市、荒川、利根川に続く入間川流域の飯能市を見てまわりました。東京の水源を守る大切な森林地域です。豊富な森林資源ですが、これを守るために働く人が少ないです。対価を得る産業として成りたたないと人は増えないかもしれません。
消費者への最前線で木材製品の商いをする当社は、木材の需要創造して、産業としての林業が豊かなものになるようにすることも大きな役割だと思います。
池田浩康