ウッドコミュニケーション

カテゴリー : ウッドコミュニケーション
2017.10.15 10:39

今年で30回目を迎えた大崎駅の大イベント、しながわ夢さん橋に出店しました。

今年で3回目の出店です。

各地の物産やおいしい食べ物を楽しみに訪れる方が多いイベントですが、当店は「こっぱっぱ」や「大人向けのワークショップ」で木に親しめる店として少しづつ認知されてきています。

今年は「かんな掛け体験」を加えたところ、子どもたちだけではなく、大人の皆さんにも「するするっと」削れる手応えと削りたての桧の香りに大喜びしてもらえました。

昨年までの2回は「ちいさないす」など、大工の技術を見ていただくものを販売しました。

今年は「木」そのものを販売してみました。

「木」を「板」「やキューブ(正立方体)」にしてみました。多くの方が手に取って、重さをや大きさを感じて、次に匂いをかいで、1個、2個と買っていかれました。

ただ置くだけ、スピーカーの下に敷く、重りにする、マウスパットにする、お皿に、コースターに、匂いを楽しむなどなど。使い方はそれぞれあるようです。

そして「木の板」そのものを売ってみました。長さは2メートルくらい、幅は15センチから25センチくらい、厚みは12ミリから45ミリ、杉と桧、製材したままのものと荒削りしたものです。すべて青梅市成木の中島林業が大事に育てたものを製材したもので当社の在庫の一部です。

3日間で8枚の板が売れました。

昨日そのうちの1枚を買っていただいた方が来社されました。その板を使ってワインセラーの上のカウンターを作りたいというご希望です。桧の製材したままの板、長さ2メートル、幅25センチ、厚み45ミリのものです。1枚1.900円です。

加工手間賃と追加の部材費をいただいて希望の形に整えることになりました。仕上げの塗装はご自分で当社地下の作業場で行います。

卸売りでお付き合いしているリフォーム会社や工務店のお客様、リモデル事業部でお付き合いしているお客様と違う、当社にとっては新しいタイプのお客様とのお付き合いの始まりを感じるやりとりでした。

今年はこんな手応えを感じられた「夢さん橋」になりました。

池田浩康