このブログの「リモデル事業部の新事務所紹介」や「わくわくミーティング」で書いた「ゆっくりの階段」ってどんな階段なの?という問い合わせをいただきました。
図面を添付します。
一段一段の上がる高さは変わりません。踏むところが1.5倍くらい広くなっていて階段全体がゆっくりに感じます。
狭小住宅の多い品川の古い家では2.73m、あるいは0.75坪の階段スペースで2階まで上がるように作ってあるものが多く、急な階段になっています。比較的新しい家でも、3.64m、あるいは1坪の階段スペースで上がるように作られています。
2倍の5.46m、1.5坪の階段スペースで上がるとゆっくりした階段になります。
その分部屋や押し入れなどは少なくなります。
お子様方が就職や結婚などで家を出られて、ご夫婦お二人暮らしになるなどの機会に2階の日当たりのよいスペースを日常的なところにするのはよくある話です。
その際に押入などを減らして階段スペースにして、ゆっくりな階段にしておけば、歳を重ねられた後も楽に2階に上がることができる階段になります。
当社のリモデル事業部の事務所にそのような階段を作ってみました。実際に上り降りしていただくことができます。
池田浩康